夫婦喧嘩の処方箋

例に挙げた夫婦は、お互いに、相手のことを思いやり「自分ならこうして欲しい」と思う行動を相手にしています。でもそれだけでは足りないのです。「自分が逆の立場なら？」で想像する事から出てくる答えは、あくまでも自分の価値観に沿ったモノでしかありません。必要なのは、自分とは違う価値観を持った相手の価値観を理解することなのです。そして、「自分ならこうして欲しいけれど、相手ならきっとこうして欲しいに違いない」と想像して行動すること。あるいは、そこまでは出来なくても、せめて自分の価値観という物差しを武器に、相手を悪者にしない配慮が必要です。　お互い好きになって結婚した相手です。どうか相手には相手の価値観があるのだと信じてあげて、その価値観を理解する努力をお互いにすることで、夫婦という絆を深めていきましょう。